ずるこちゃん
(前回までのあらすじ)仮面ライダーV3とか。
満州事変と国際連盟脱退
国内では恐慌,とくに農村恐慌が深刻となり,中国では民族主義の風潮が高まってくると,軍部のなかには危機の意識が広がっていった。そして関東軍の参謀たちは,日本の行き詰まりの打開をめざして,満州事変を起こした。それは以後の戦争の時代への決定的な曲り角となるものであった。
3月事件と10月事件
浜口内閣の時期には,軍部や右翼のなかに政治のあり方への不満が高まり,過激な手段によってでも現状を打破しなければならないとする動き?が強まっていた。とくに陸軍の中堅将校にこのような動き?が広まった。
彼らは,満蒙(満州と蒙古)の資源を確保しなければ日本の発展はありえないと考えていたが,恐慌による日本経済への打撃が強まるにつれて,満蒙確保のために早く有効な手を打たねばならないと,あせりはじめるようになった。彼らはまた,幣原外交の「国際協調」は米英への屈従にほかならないと批判した。とくに,浜口内閣がロンドン軍縮条約を実現させたことは,米英との協調のために,日本の発展に必要な軍事力を犠牲にするものであり,軍縮がさらに陸軍にまでおよぶのを,防がなければならないとしたのであった。
引用:図解ガッケン・エリア教科事典 第1巻 日本歴史、1975年10月9日 初版発行、1976年11月1日 第2刷発行
満州事変と国際連盟脱退
国内では恐慌,とくに農村恐慌が深刻となり,中国では民族主義の風潮が高まってくると,軍部のなかには危機の意識が広がっていった。そして関東軍の参謀たちは,日本の行き詰まりの打開をめざして,満州事変を起こした。それは以後の戦争の時代への決定的な曲り角となるものであった。
3月事件と10月事件
浜口内閣の時期には,軍部や右翼のなかに政治のあり方への不満が高まり,過激な手段によってでも現状を打破しなければならないとする動き?が強まっていた。とくに陸軍の中堅将校にこのような動き?が広まった。
彼らは,満蒙(満州と蒙古)の資源を確保しなければ日本の発展はありえないと考えていたが,恐慌による日本経済への打撃が強まるにつれて,満蒙確保のために早く有効な手を打たねばならないと,あせりはじめるようになった。彼らはまた,幣原外交の「国際協調」は米英への屈従にほかならないと批判した。とくに,浜口内閣がロンドン軍縮条約を実現させたことは,米英との協調のために,日本の発展に必要な軍事力を犠牲にするものであり,軍縮がさらに陸軍にまでおよぶのを,防がなければならないとしたのであった。
引用:図解ガッケン・エリア教科事典 第1巻 日本歴史、1975年10月9日 初版発行、1976年11月1日 第2刷発行
スポンサーサイト